みんな知ってる文部省唱歌集
あおげば尊し
あおげば尊しわが師の恩教えの庭にもはや幾とせ
思えばいととしこの年月今こそ分かれめいざさらば
うさぎ
うさぎうさぎなに見てはねる
十五夜お月さま見てはねる
かたつむり
でんでんむしむし かたつむり
おまえのあたまは どこにある
つのだせやりだせ あたまだせ
きしゃ
今は山中今ははま今は鉄橋わたるぞと
思う間もなくトンネルのやみを通って広野原
茶つみ
夏も近付く八十八夜
野にも山にも若葉がしげる
あれに見えるは茶つみじゃないか
あかねだすきにすげのかさ
月
でたでた月がまるいまるいまんまるいぼんのような月が
富士山
頭を雲の上に出し四方の山を見おろして
雷様を下に聞く富士は日本一の山
ふるさと
うさぎ追いしかの山こぶな釣りしかの川
夢は今もめぐりて忘れがたきふるさと
村まつり
村の鎮守の神様の今日はめでたいおまつり日
ドンドンヒャララドンヒャララドンドンヒャララドンヒャララ
朝から聞こえる笛たいこ
ゆき
ゆきやこんこんあられやこんこんんふってはふってはずんずんつもる
山も野原もわたぼうしかぶり枯木残らず花が咲く
我は海の子
我は海の子白浪のさわぐ磯部の松原に
煙りたなびく苫屋こそ我が懐かしき住家なれ